93式中間練習機  HOME  戻る

 日本海軍の複葉練習機。
 陸軍の95式練習機とともに赤とんぼの愛称で親しまれた。
 第1次世界大戦後の日本は、航空機のほとんどを欧米からの輸入やライセンス生産に頼り、練習機も、アブロ504などを使用。
 その後、国産機の開発が進み、空技廠の91式中間練習機の改造を命じられた川西航空機が1933年に完成したのが本機。
 1945年の終戦までに数社で生産され、わが国の軍用機としては、零戦(10430機)、一式戦 隼(5751機)に次ぐ第3位の5589機が作られた。
型紙PDFファイル(26kB)
 A4の180K上質紙orケント紙にプリントアウト。
☆作り方
 ・「右」の機首に、1×4cmの両面テープでくるんだ1円玉を粘着。
 ・これに、「左」を接着。
 ・「主翼(上)」を接着。両端は、主翼(下)の下面から接着。
 ・「尾翼の裏」を接着。
 ・写真を参考に上反角をつける。
☆調整
 ・翼の平面性、胴体の曲がりを直す。
 ・複葉機の主翼は、上翼と下翼が平行になるようにしっかりと調整。
 ・に曲がるとき
→胴体を少しに曲げる
 ・
 ・浮きがるとき→水平尾翼の後端を少しげる。
 ・おじぎするときげる。
☆実機データ
1933年初飛行
全長 8.1m全幅 11.0m全備重量 1500kg
エンジン 空冷340馬力最大時速 213km/時航続時間 7時間

"Type 93 Intermediate Trainer K5Y" produced by Eiichi Yoshida