零戦21型  HOME  戻る

 神がかり的な旋回性能で、相手から「ZERO」と恐れられ、第2次大戦初期に活躍した日本海軍の主力戦闘機。
 当時としては、航続距離が非常に長く、他の国にはまねのできない長距離の作戦を可能にした。また、高速で、武装も強力だったが、反面、軽量化のために防御装備がなく、被弾すると弱かった。
 1000馬力以下の戦闘機としては極限の性能を引き出した零戦も、相手が2000馬力級の戦闘機を投入すると不利になり、苦戦を強いられるようになり、戦争末期には「神風攻撃隊」の特攻機にも使用された。
型紙PDFファイル(20kB)
 A4の180K上質紙orケント紙にプリントアウト。
作り方PDFファイル(8kB)
☆調整
 ボンドが乾くまで、触らずに我慢しよう。
 紙飛行機は、製作よりも、調整がたいへん。
 胴体や翼のゆがみ、曲がりを直す。
 軽く飛ばしてみて、根気強く調整。
 左右への旋回は、胴体を曲げて調整。
 上昇下降は、水平尾翼後端をかすかに曲げて調整。
☆参考
 翼は、キャンパーを付けず、平らなまま。
 重心が少し後ろ気味なので、フワっと飛ぶ。
 体育館などで上に投げると、それなりに旋回した。
☆実機データ
1940年初飛行 (原型機は1939年)
全長 9.1m全幅 12.0m全備重量 2420kg
エンジン 空冷940馬力最大時速 533km航続距離 1875km
武装 20mm機銃×2、7.7mm機銃×2

"Type Zero carrier fighter model 21" produced by 吉田英一