XP-55アセンダー  HOME  戻る

 空気抵抗が小さくし、機首に強力な武装を集中、良好な視界を得るため、尾翼が前、主翼が後ろにある先尾翼形式とした試作戦闘機。
 安定性が悪く、また、P-51ムスタングやP-47サンダーボルトなどの普通型で優秀な戦闘機が登場したため、開発が中止された。
 第2次世界大戦の頃開発された類似の機体には、イタリアのアンブロシーニSS4や、日本の震電などがある。
型紙PDFファイル(23kB)・・・A4の180K上質紙orケント紙にプリントアウト。
☆作り方 →参照スペースシャトルの作り方(写真入り詳しい解説)
  1. 使い古しのボールペンなどで折り線(点線)に筋を引き、はさみで輪郭を切り抜く。
  2. 翼を水平に開き、左右の胴体を木工用ボンドで接着。
  3. 左右の主翼の外側を、完成写真を参考に組み立てて接着。
  4. 1×4cmに切った両面テープでくるんだ1円玉を機首裏側に粘着。
  5. 機首の部分を組み立てる。
  6. 上半角はつけず、翼は水平を保つ。
  7. 主翼外側の後端は、約3mm折り上げる。
☆調整法 →参照スペースシャトルの調整法PDFファイル(7kB)
 ・に曲がるとき
の主翼外側の後端の折り上げを少し大きくする。
 ・
 ・浮き上がるとき→主翼外側の後端の折り上げを少し大きくする 。
 ・おじぎするとき→逆の調整小さく
 ・機体が傾くときも、主翼外側の後端の折り上げで調整する。
☆実機データ
1943年初飛行
全長 9.0m全幅 12.4m自重 2900kg
エンジン 液冷1275馬力最大時速 628km/時航続距離 1020km

Curtiss XP-55 "Ascender" produced by Eiichi Yoshida