OH エタノール Ethanol  HOME  戻る







<データ>
沸点:78.3℃(1気圧)
凝固点:−114.5℃
 無色・可燃性液体。
 水にどんな割合でも溶ける。
燃焼熱:1368kJ/mol(25℃・1気圧)
<性質>
 エチルアルコールともいう。
 消毒薬、燃料などとして、広く利用されている。
   OH + 3O → 2CO + 3H
 の有効成分で、体内で酸化されて有毒なアセトアルデヒドCHCHOに変化、悪酔い、二日酔いの原因となる。
<反応>
 酸化されると、アセトアルデヒドを経て、酢酸になる。
   OH + (O) → CHCHO + H
   CHCHO + (O) → CHCOOH
 ナトリウムと反応して、ナトリウムエトキシドを生成。
   2COH + 2Na → 2CONa + H
<製法>
 ブドウ糖などの単糖類がアルコール発酵して生成。
   12 → 2COH + 2CO
 工業的には、エチレンに水を付加させて生成。
   CH=CH + HO → COH

"Paper Molecular Model Album" produced by Eiichi Yoshida