マッキMC.72 HOME 戻る 第1次世界大戦と第2次世界大戦の大戦間には、スピードを競うエアレースが盛んに行われたが、本機は、国の威信を賭けたシュナイダー杯レースで、イギリスを敗るためにイタリアが開発した水上機。 前後に並べた2基のエンジンで2重反転プロペラを回す複雑な構造のため、トラブルが続発、肝心のシュナイダー杯には間に合わなかったが、1933年に711km/時の世界記録を樹立。 フロート付水上機は空気抵抗の上で不利だが、当時、高速を出すためのタイヤや長い滑走路がなかったために陸上発進の高速機の発展が遅れ、1939年になってようやく、ハインケルHe100やメッサーシュミットMe209V-1が、本機の記録を更新した。 プロペラ水上機としての速度記録は、今も破られていない。 ☆型紙PDFファイル(23kB) A4の180K上質紙orケント紙にプリントアウト。 ☆作り方 ・「右」の補強部分を折り返して接着。 ・この機首裏に、1cm×4cmの両面テープでくるんだ1円玉を粘着。 ・「左」を接着。 ・「フロート」と「尾翼の裏」を組み立て、主翼と尾翼の裏に接着。 ☆調整 上半角を付け、フロートや翼の平面性を保つ。 ☆実機データ
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