メッサーシュミットMe209V-1  HOME  戻る

 第2次世界大戦前、Bf109戦闘機の採用でドイツのトップメーカーに成長したメッサーシュミット社が作った速度記録挑戦機。
 小さい機体に、瞬間的に2300馬力を発揮する特別なエンジンを積み、冷却器が出っ張ると空気抵抗が増加するので表面から液体を蒸発させて冷却した。
 1939年、755km/時の世界記録を樹立。その直後に第2次世界大戦に突入し、その後の記録が公認されなくなったため、長い間、世界記録の座についていた。
 ヒトラーが率いるナチスドイツは、これを宣伝し、ドイツの航空技術を誇示、実用戦闘機への転用も考えたが、操縦性の悪さなどで断念した。
型紙PDFファイル(19kB)
 A4の180K上質紙orケント紙にプリントアウト。
☆作り方
 ・「右」の機首裏に、1cm×4cmの両面テープでくるんだ1円玉を粘着。
 ・「左」を接着。
 ・「尾翼の裏」、「主翼の裏」を接着。
☆調整
 上半角を付け、翼の平面性を保つ。
☆実機データ
1938年初飛行
全長 7.3m全幅 7.7m全備重量 kg
エンジン
液冷1175馬力
最大時速 755km/時航続距離 km

"Messerschmitt Me209V-1" Produced by 吉田英一