一式陸上攻撃機(桜花搭載型)  HOME  戻る

 戦局が悪化した1944年、軍は、とんでもないことを考える。
 人間が操縦して敵艦に体当たり、つまり特攻する、ロケット推進の人間爆弾「桜花」。
 しかし、固体ロケットの航続時間が短いため、ほとんど役に立たなくなっていた一式陸攻を母機として、爆弾倉に半分埋め込んだような形で、戦闘海域まで運ぼうとした。
 だが、アメリカに制空権を奪われていたため、ほとんどが桜花の発進前に、母機の一式陸攻ごと撃墜された。
 世界が、「バカ爆弾(Baka Bomb)」と名付けて卑下したように、おぞましい兵器で、多くの貴重な命が失われた。
 忘れてはならない歴史として、紙飛行機化した。
型紙PDFファイル(25kB)
 A4の180K上質紙orケント紙にプリントアウト。
☆作り方
 ・「一式陸攻・右」の機首の裏に、1cm×4cmの両面テープでくるんだ1円玉を粘着。
 ・1煙玉のすぐ後ろに、「一式陸攻・中」を接着。(補強のため)
 ・「一式陸攻・右」を接着。
 ・これらに、「一式陸攻・左」を接着。胴体下の「桜花」の尾翼を折って作っておく。
 ・「桜花・右」と「桜花・左」を接着し、「一式陸攻」の下面に接着。
 ・「一式陸攻・尾翼の裏」と、「桜花・主翼の裏」を接着。
☆調整
 桜花の胴体後部をつまんで、手投げで発進。
(専用カタパルト使用不可)
 なんとか滑空する・・・という程度の性能。
 ふつうに飛行させるには、一式陸攻24型の型紙。

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