漂     流  HOME  戻る

 太平洋を長期間漂流した漁師が救助されたニュースを耳にした夏。
 2001年、進路のテーマとして書いた曲。
 1991年の北風に吹かれてが厳しすぎたため、柔らか仕上げです。
 最初、歌詞とギターコードのみ学級通信に載せて歌わなかったところ、「家でお父さんがメロディー考えて歌ってた」という生徒が何人もいて、三者面談で恥ずかしい思いをしました。

↓クリックで再生(電子音インストルメンタル・1分38秒)
WMA(619kB)・・・音質:48kビット/秒≒FMラジオのステレオ放送程度。


  漂        流   詞・曲 吉田英一

1.僕らは 大きな 海に向かい 流され 漂う 小さな舟
   希望 求めて 視線たどらせても 空しく消える 水平線
 

  見えない 明日が あってはじめて 今日 生きることが 楽しいから
   わかりきった 毎日や 敷かれたレールは いらない
 

  今日を生きる 今できることを あせらずに 続ければいい
   夢は必ず 近づいてく 旅はまだ 始まったばかり

2.僕らは 社会の 迷路の中 傷つき さまよう 夢追い人
   何も できずに 思いめぐらせても 冷たく刻む 時計の針
 

  絶望の闇の 中ではじめて かすかな 光に 気がつくから
   リスクのない 戦いや 決まった勝利は いらない
 

  明日(あす)へ向かう 道に迷っても 変わらずに 構えればいい
   夢に必ず たどり着ける 回り道 後戻りしても
 

  歩き出そう 今すべきことを 少しずつ 始めればいい
   夢は必ず つかみとれる 旅はまだ 始まったばかり


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