XFY-1ポゴ  HOME  戻る

 1950年代にアメリカ海軍の計画に基づき、コンベア社が開発した垂直離着陸戦闘機。
 ハリアーなどと異なり、ロケットのように機首を真上に向けた状態から、機首の二重反転プロペラとターボプロップエンジンで離陸し、水平飛行に移る。
 通常の戦闘機に比べて飛行性能が低く、また、着陸が難しいことなどから、実用化はされなかった。
 実機には、機体下部にも垂直尾翼と車輪があり、4個の車輪で垂直に立つが、紙飛行機では省略した。
型紙PDFファイル(20kB)・・・A4のケント紙(推奨)or180K上質紙にプリントアウト。
☆作り方 →参照スペースシャトルの作り方(写真入り詳しい解説)
  1. 使い古しのボールペンなどで折り線(点線)に筋を引き、はさみで輪郭を切り抜く。
  2. 胴体と翼の境を谷折りする。
  3. 左右の胴体・垂直尾翼を木工用ボンドで接着。
  4. 1×4cmに切った両面テープでくるんだ1円玉を機首裏側に粘着。
  5. 機首の部分を組み立てる。
  6. 主翼は上半角をつけずに水平に保つ。
  7. 三角翼の後端を1〜2mm折り上げる。
☆調整法
 ・翼や、胴体、特に垂直尾翼付近のねじれを直す
 ・に曲がるとき
の三角翼後端の折り上げを少し大きくする。
 ・
 ・浮き上がるとき→三角翼の後端の折り上げを少し大きくする 。
 ・おじぎするとき→逆の調整小さく
☆実機データ
1954年初飛行
全長 10.7m全幅 8.4m自重 5.3トン
エンジン最大速度 km/時航続距離 km

"Convair XFY-1 Pogo" produced by Eiichi Yoshida