ルータン・ボイジャー  HOME  戻る

 1986年、世界初の無給油地球一周に成功した機体。
 ユニークなスタイルの機体を多く設計したルータンの傑作で、ゆっくりと長時間飛ぶために全幅34mの細長い翼を持ち、それを支えて軽量化するためのスタイルをしている。
 わずか400kgの機体に、5600リットルの燃料を積み、2人のパイロットが交代で操縦して、平均時速160km、9日間で4万kmを飛行して地球を一周した。
型紙PDFファイル(19kB)・・・A4の180K上質紙orケント紙にプリントアウト。
☆作り方
 ・「右」と「左」を組み立て、中央で接着。
 ・「主翼の裏(右)」、「主翼の裏(左)」を接着。
 ・1×4cmに切った両面テープでくるんだ1円玉を粘着して、機首を組み立てる。
 ・写真を参考に、左右のブームから外側の主翼をわずかに折り上げ、上反角をつける。
 ・主翼の後端を、約2mm折り上げる。
☆飛ばし方
 カタパルトで飛ばすときは、操縦席付近を上からつまみ、垂直尾翼が手に当たらないように放す。
☆調整法
 ・に曲がるとき
主翼の後端の折り上げを少し強くする。
 ・
 ・浮き上がるとき→両主翼の後端の折り上げを少し戻す。
 ・おじぎするとき少し強くする。
☆実機データ
1986年初飛行
全長 m全幅 33.8m構造重量 425kg
エンジン 130+110馬力巡航時速 130〜240km航続距離 42000km

"Rutan Voyager" produced by 吉田英一