SR-71 ブラックバード  HOME  戻る

 アメリカの超音速戦略偵察機。
 敵の上空を、敵戦闘機が追いつけない超高速で飛んで偵察し、そのまま逃げ帰る。
 はじめは、戦闘機(YF-12)として開発されたが、あまりに高価になりすぎ、偵察機に転用された。
 2基の巨大なジェットエンジンと、翼の役目をする平べったい胴体(ブレンデッド・ウイングボディー)が特徴。
 超高速による空気との摩擦で機体表面が高温になるので、熱放射を考えて黒に塗装され、熱膨張を考えて表面に細かい溝が掘られている。
 1976年には、実用機の速度記録、3529.56km/hも樹立し、今も破られていない。
 25機が、23年間、全世界の空を偵察活動し、1機も撃墜されなかったが、莫大な維持費と、偵察衛星の発達により引退した。
型紙PDFファイル(22kB)
 A4の180K上質紙orケント紙にプリントアウト。
☆作り方
 ・「右」に、「胴体(中)」を接着。
 ・これに、「左」を接着。
 ・エンジンの後ろの補強部分を、折り返して接着。
 ・1円玉を、機首に、両面テープで粘着して挿入。
 ・水平尾翼後端は、少し多めに、約4〜5mm折り上げる。
☆調整
 ・に曲がるとき
水平尾翼後端を少し上げる。
 ・
 ・浮き上がるとき→水平尾翼の後端を少し下げる 。
 ・おじぎするとき上げる。
☆実機データ
1964年初飛行
全長 32.7m全幅 16.9m全備重量 77トン
ジェットエンジン×2基最大速度 マッハ3.32航続距離 4800km

"SR-71 Blackbird" Produced by 吉田英一