烏型模型飛行器  HOME  戻る

 1891年、二宮忠八が作ったゴム動力の模型飛行機。
 推進式のプロペラで、室内を約9m飛び、日本初の動力飛行に成功。
 二宮忠八は、この成功に自信を得て、人の乗れる玉虫型飛行器の製作を陸軍に提案するが、「西洋にないものを作れるわけがない」と却下される。
 彼は、仕方なく軍を辞め、製薬会社に勤めて資金を貯めた後、自力製作を開始したが、ライト兄弟の成功を新聞で知って失望、飛行機作りを中止。
 軍に先見性があって提案を受け入れていれば、二宮忠八が飛行機の発明者になっていたと言う人もいるが、そこまで簡単に事が進んだとは思えない。だが、極東の小国日本で、欧米の先を行こうとする挑戦がなされていたのは、すごい。
型紙PDFファイル(17kB)
 A4の180K上質紙orケント紙にプリントアウト。
☆作り方
 スペースシャトルのページ参照。
 主翼は、付け根の点線のところから少し折り上げ、完成写真のように上半角をつける。
 水平尾翼の後端を、わずかに、約1mm上に反らせる。
☆調整
 スペースシャトルのページ参照。
☆実機データ
1891年初飛行
全長 m全幅 m全備重量 kg
ゴム動力最大時速 km航続距離 9m

Produced by 吉田英一