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 第1次大戦は、中世の騎士の戦いから一転し、地上では、機関銃、鉄条網、塹壕などの泥沼の戦いとなり、戦車、毒ガスなどの新兵器も投入された。
 同じく新兵器として投入された飛行機も、殺人の道具には違いなかったのだが、1対1の空中戦が中心で、大量虐殺の地上とは異なり、騎士の戦いの要素が残されていた。
 こうして、複葉機による空中戦が繰り広げられる中、イギリスが、機体をよりコンパクトにして、運動性を良くした三葉機「ソッピース・トリプレーン」を投入。
 この成功に刺激を受けた他社も三葉機を試作したが、最も有名なのは、ドイツの撃墜王リヒトホーフェンが愛用したこの機体。
 欠陥も多く、389機しか作られていないが、熟練パイロットが乗れば優れた運動性を発揮。
 赤、青、黄と、派手な塗装が多いのも、第1次大戦機の特徴。
型紙PDFファイル(22kB)
 A4の180K上質紙orケント紙にプリントアウト。
☆作り方
 とりあえず、写真を参考に頑張ってみて下さい。
☆調整
 水平尾翼の後端を、わずかに上下に反らせて調整する。
☆実機データ
1917年初飛行
全長 5.8m全幅 7.2m全備重量 585kg
エンジン 空冷110馬力最大時速 185km航続時間 90分
武装 7.9mm機銃×2

"Fokkor Dr.1" produced by 吉田英一