ソッピース キャメル  HOME  戻る

 第1次世界大戦において、イギリスで最も多く生産された戦闘機。
 コンパクトすぎる機体のため、操縦性にくせがあり、初心者には乗りこなせなかったが、ベテランが乗れば、旋回、宙返りなど運動性に優れ、5500機が生産されて、最も多くの敵機を撃墜する活躍を見せた。
型紙PDFファイル(20kB)
 A4の180K上質紙orケント紙にプリントアウト。
☆作り方
 ・型紙を切り抜き、出ないボールペンなどで筋をつけて折る。
 ・胴体(右)と(左)を、木工用ボンドで接着。
 ・主翼(上)を、中心線の矢印を前にして接着。
 ・主翼の支柱を、下の主翼の裏側から接着。
 ・2枚の1円玉に両面テープを貼り、機首の左右に粘着。
 ・写真のように機首にテープを貼り、1円玉と衝突物を保護。
 ・主翼の裏、尾翼の裏を接着して補強。
 ・主翼には、写真のように上半角をつける。(バンザイさせる)
☆調整
 ・ボンドが乾くまで、触らずに我慢しよう。
 ・紙飛行機は、製作よりも、調整がたいへん。
 ・胴体や翼のゆがみ、曲がりを直す。
 ・軽く飛ばしてみて、根気強く調整。
 ・左右に曲がる

→主翼の平面性、ねじれを直す。
→胴体を微妙に曲げて調整。
 ・上下→水平尾翼の後端を、上下に微妙に反らせて調整。
☆参考
 翼は、キャンパーを付けず、平らなまま。
 おもり2枚は重量オーバーだが、作りやすさと、機首が短い当時の機体の雰囲気から、そのままにしている。
 体育館などで上に投げると、それなりに旋回し、滑空。
☆実機データ
1917年初飛行
全長 5.7m全幅 8.5m全備重量 660kg
エンジン 空冷130馬力最大時速 185km航続時間 150分
武装 7.7mm機銃×1

"Sopwith Camel" produced by 吉田英一